第一期 3日目&4日目が終了しました(^-^)

 

 

8月24日(土)&25日(日)の2日間は、当スクールの「NLPファミリーセラピー・プラクティショナーコース第一期」の3日目&4日目でした。

3日目の主たるテーマは、精神疾患「境界性パーソナリティ障害(通称:ボーダーライン)。
4日目は、徹底的に良循環に関わる「NLPファミリーセラピー式ソリューション・フォーカスト・アプローチ(以下、SFA)」。
もちろん両テーマとも他校では、ほとんど学ぶことのできない内容で、当校だけの売りの一つでもあります。
 
僕のスクールでは、精神的な病(精神疾患)に関する知識をとても大切にしています。
NLPファミリーセラピー・プラクティショナーと呼ばれる”心の治療者”を養成するスクールですから、将来、クライエントさんとして向き合う可能性のある精神疾患についてや、こうした人たちとの向き合い方や、彼らの心のありようなど体験も含めて学んでいきます。
 
そして今回から、いよいよ一期生受講生の皆さんがSFAによるカウンセリング&コーチングを実際にやってみるという時間がやってきました。それも僕の前で。
 
このSFAの理論やスキルを完全にマスターする・・ということは、明日からプロの心理カウンセラーやコーチとして必ず活動できるだけの力を身につけるということを意味しています!
 
僕が当スクールにおける生徒さんを少数限定にしている理由は、単純に、1人ずつ丁寧に伝えたいし、丁寧に教えていきたいからです。
 
偉大なるイチローではないですが、僕はこのSFAによるママ・カウンセリング&コーチングで4千人以上のクライエントさんと向き合ってきた臨床経験があります。

どんなに素晴らしい授業より、どんなに素晴らしい本よりも、生身のクライエントさんと向き合ってきた時間は嘘をつかないし、たとえそれが上手くいこうがいくまいが僕の財産になっています。
 
加えて、家族療法家のスーパー・ヴァイザーから何年もの間、スーパー・ヴィジョン(熟練者による指導)を受け、上手くいかなかっただろう事例での臨床における自分のコミュニケーションの癖を修正できたこと...も大きな財産。

クライエントさんを含めた家族にせつない人を出さない」「言葉を丁寧に、丁寧に♪」という僕が大切にしている臨床哲学を第一期生の皆さんにも大事にしてもらっています。
 
まず、基礎理論を学んだあと、僕のSFAセッションを見てもらいます。
その時、話を言葉で訊く専門家の流れるような言葉の使い方、ユーモラスな雰囲気、見立て、介入など全体像を一期生の皆さんは体感。
 
そして今度は、僕の目の前で1人ずつSFAのセッションを行っていきます。
終わったらすぐに各々が僕のスーパー・ヴィジョンを受ける・・という流れです。
一期生の皆さんには、それぞれ良さがあり、そして癖もあります。
癖というのは対人コミュニケーションにおける不必要な癖のことです。
 
クライエントさんとの関係で(無意識に)この癖が出てしまうと、クライエントさんに不安な気持ちや不快さを抱かせたり、残念ながら症状を悪化させてしまう可能性すらある訳です。
 

だからこそ、それぞれの癖については修正していける様に何度も何度も伝えていきます。

 
僕は将来、一期生の皆さんが向き合うだろうクライエントさんの未来が幸せであるために、今は僕自身も一生懸命、本気で指導しています。
 
今はまだ卵の一期生ですが、そう遠くない将来、きっと良い心の治療者になっていくと信じています!!
そして僕にはそれができます!!
 

笑顔あり、涙ありの濃い2日間。

 
いよいよ来月から第二期がスタートします♪ 
 
 
そして一期生で愛媛からお越しの山本さんから3日目&4日目のご感想をいただきました。
ここにご紹介させていただきます(原文のまま)。

 

 第二回の講座を終えました。

 

 

 がんちゃん先生のもとで学べるもっともすばらしいことは

 「理論だけではない、嘘のない本当の、実際のセラピーを学べる」

 というところにあるかと思います。


 臨床経験の豊富な先生には、

 数え切れないほどの「引き出し」があって、それらを私たちに



 あるときは

 「そっと」自然に

 

 あるときはまるで

 魔法のように「ぱっと」


 提供してみせてくださいました。


 それがあまりに自然なため、「私たちにもできる」と一瞬感じ、

 実際に今回のソリューション フォーカスト アプローチ(SFA)を学んだあと、

 実践してみました。

 


 ところが、惨敗(笑)

 


 その中で私が学んだことは

 

 ~私たちセラピストは

 「言葉で話を訊く専門家」

 

 クライアントさんは

 「その人の人生の専門家」である~


 という、がんちゃん先生が幾度となく繰り返し伝えてくださっていたこと


 「ここ」に私は必ずかえってきたい。

 ということです。


 今回の実践では、「ここ」にかえれずにいたことが、

 セラピーの悪循環を生みだしていたと思います。

 


 言葉の遣い方や技術は、乱暴に言えば「経験」でついてくるかもわかりません。

 

 でも、この在り方だけは、忘れてはいけない。

 私の大きな柱の一つとして、絶対に。

 


 それから、このようなことをしっかりとおしえてくださる先生から

 「指導者」としての在り方も、本当にたくさん学ばせていただきました。


 がんちゃん先生の「せつない人を出さない」ということは、

 私たち受講者にも同様で、それが私たちに


 例えば

 「失敗してもいいんだ」

 「泣いちゃってもいいんだ」

 など、自分に向き合えるきっかけをくださっていると感じています。

 


 ・・・私も人前に立つ機会がありますので、

 がんちゃん先生のお姿から、たくさんのヒントいただくことができました。


 ありがとうございます。

 


 そうして最後に


 私は今までなんだか「ひとり」

 という感覚がありました。


 けれどここで、目的は違えども、3人の

 「同志」

 に出逢えたと思います。


 それぞれの方は本当に素晴らしくて、どの方からも学ぶことがあります。

 そのことが、単純に、うれしいのです。 

 そのことが、本当に、ありがたいです。

 


 また1ヶ月後に、がんちゃん先生、みんなに逢えることを楽しみにしています。

 

NLPファミリーセラピー・プラクティショナーコース受講生 山本さん

 

 今回の集中講座は、「言葉で話を訊く専門家」というものが、どういうものなのか

 ということを体感し、そして今の自分に「あるもの」と「ないもの」をはっきりと

 自覚して、「ないもの」をこれから「得たいもの」に変えるぞ!という意識を

 持てたことが一番の学びになりました。

 

 

 特に、ソリューション・フォーカスト・アプローチを

 実際に受講生同士で、セラピスト役とクライエント役になって

 セッションをしたことは、ものすごくいい経験になりました。

 

 

 岩元先生の事前セッションを見て「自分にも、できるかも。」

 と思っていましたが・・・当たり前ですが

 やっぱり見るのとやるのとでは、全然違っていて(苦笑)

 セッション中、何回も頭が真っ白になりました。

 

 

 私が一番「こうすればよかった」と感じたことは

 小さな解決のカケラを見落とさないように・・・・

 良い循環を膨らませられるように・・・・

 

 

 そのことばかりが頭を巡っていて

 クライエントをコンプリメント(賞賛する)して

 労をねぎらうことを、すっかり忘れてしまったことでした。

 

 

 「いいところを見つけて、言葉にして伝えたい。」

 誰かと向き合うときに

 私が大切にしたい事を忘れたことが、正直とても

 ショックで落ち込みましたが、逆にそれが

 これからはもっと意識的に、コンプリメントをやってみようという

 いい気付きになりました。

 

 

 岩元先生のセッションは

 心の鍵にぴったりあう鍵をに、言葉を丁寧に丁寧に紡いで

 創り出すようなものだと思いました。

 

 

 生まれて初めて、家族以外でさせて頂いたセッションは

 落ち込むことの方が多かったのですが・・・(苦笑)

 こんな気持ちをちゃんと受け止められたこと

 そして、前向きにたくさんの気付きを

 みつけられたこと・・・・

 そんな自分をまずたくさん褒めたいと思います。

 

NLPファミリーセラピー・プラクティショナーコース受講生 hitoさん

 
 

ご感想ありがとうございました。

 

また9月に、一期生の皆さまと再会できること、楽しみにしています(^-^)

 

 

1 税抜価格