新しいNLPプラクティショナーが28名誕生しました!!

僕が非常勤講師を務める学校法人原田学園 鹿児島医療技術専門学校で、昨年に引き続き今年の夏も恒例の全米NLP協会(American Boad of NLP)公認NLPプラクティショナー夏季集中トレーニングが開催されました。受講されたのは同校の言語聴覚療法学科3年生の学生と専任教員の皆さま。

鹿児島医療技術専門学校 言語聴覚療法学科第14期生の皆さん
鹿児島医療技術専門学校 言語聴覚療法学科第14期生の皆さん

 

1997年に国家資格となった言語聴覚士は通称ST(スピーチセラピスト)と呼ばれ、2015年現在、国内に約2万5千人以上の有資格者が存在しています。

 

うち7割以上が医療従事者(リハビリテーション科、耳鼻咽頭科、小児科、形成外科、口腔外科など)で、医療系の国家資格としてはかなり珍しい”開業権”を有しているんです。

 

 

失語症者や難聴者、言語発達障害児など、言語や聴覚に障害を持つ人たちに訓練を行い、機能回復や障害緩和の手助けを担う高度専門職であります。

 

こうしたSTによる継続的な関わりは心理的な支援にもつながることも踏まえて、同校言語聴覚療法学科では昨年よりNLPプラクティショナートレーニングを導入するようになりました。

 

今年も毎週1回のペースで4月から7月末までのNLPトレーニングと、8月3日から5日間の夏季集中トレーニングによって、全米NLP協会の公認プラクティショナートレーニング規定100時間をクリアし、8月7日に28名(うち1名は再履修)の新たな全米NLP協会(ABNLP)公認NLPプラクティショナーが誕生しました。

今回の夏季集中トレーニングでは、NLPの講義内容以外に、言語聴覚療法学科の学生の皆さんにとって有意義な時間になるよう昨年よりもいくつか工夫を凝らしました。

 

特に来年1月より医療機関での中・長期実習がスタートする予定であることから、実習先でストレスを感じた場合の感情処理法であったり、セルフケアテクニックなどに力を入れました。

 

笑いあり、涙ありの濃い夏季集中トレーニングとなりましたが、将来の対人援助職を目指す20代前半の若人にとって、プロの言葉の遣い方を学んだり、自分の心と向き合ったり、相手の立場に立ったりと…普段とは明らかに異なる濃い時間を体感されたのではないでしょうか。

 

個人的には休憩時間や終了後など、自分の苦しい胸の内を話そうとする学生が多く、僕が話に耳を傾けているうちに男女問わず涙を流したり、笑顔になったり…と印象的であったし、それがおそらく連日のNLPトレーニングが彼らのありのままの心に影響しているであろうことをより実感できた夏季集中トレーニングとなりました。

 

今回、受講いただいた言語聴覚療法学科の皆さま、本当にありがとうございました☺


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