12月に入って冬らしい冷たさを感じはじめた我が鹿児島市。
個人的にはお陰さまで、毎日、朝から夜までドタバタと忙しくしております。
つい先日は久しぶりに
1日で10名以上のカウンセリングを行ったり…
ある一日は医療系専門学校での「臨床心理学」の講義後に、
DV等の被害を受けたことのあるお母さんたちを対象にした講座を行ったり…
保育心理カウンセラーとして気がかりな子どもたちと向き合ったり…
いろんな世代の人たちのココロと
僕ができるいろんな形で向き合わせていただいています。

さてさて、そんな中で昨日(12月6日)は嬉しい時間を過ごすことができました!!
それは…当スクールの「NLPファミリーセラピー・プラクティショナーコース第8期」のメンバーが半年間に渡るトレーニングを修了し、心理カウンセラーとして認定されたことです。
本当におめでとうございます(パチパチパチ)♪

7月からスタートしたプラクティショナーコース第8期では、2名の再履修者を含む6名のメンバーが参加してくださいました。(お一人様はご出産のため、今期は休学となりました)
うちお一人様は奄美から、お二人様が福岡からお越しくださいました。
そして…今期は、現役もしくは元教師という教育者の割合が多い期。

当スクールでは、第一日目に“他者と向き合う時のクセ”を講師である私、岩元自身がお一人様ずつチェックすることからスタートします。
それは…心理カウンセラーとしてクライエントさんたちと向き合う上で必要な姿勢のこと。
たとえば、言葉の使い方、声や視線の遣い方、表情、座り方などなど。

経験者であれ未経験者であれ、わずか半年間の中で未来のクライエントさんの心と向き合う
心理の専門家を養成するわけですから
私、岩元ができるあらゆることを、時には厳しい言葉でお伝えすることもあります。
それは…心理カウンセラーは「ことばで話を訊く専門家」であると同時に
その「ことば」の鋭さで、無意識にクライエントさんを傷つけてしまう可能性があるし
ココロを扱う専門家の影響力というのは違う方に使えば、クライエントさんを依存させてしまう可能性もあるから…

“クライエント(Client)”とは
心が傷つき苦しみ、誰かに話したい、誰かに頼りたい…そういう存在です。
心理カウンセラーが単に優しい人で
しかし、誰かに頼られることで自己重要感を満たす存在である場合、一時的にはクライエントさん自身が救われている…と感じるでしょうが
長い目で見た場合、それは「共依存」的ないびつな関係性となりうるでしょう。

NLPファミリーセラピーを大切にする心理カウンセラーの仕事はクライエントさんとサヨナラすること。
クライエントさんを依存させ、治療者の傍に居続けさせることではありません。
クライエントさんの傷ついた心が癒され、クライエントさん自身が心理的自立を始めた時、NLPファミリーセラピーを支援の要とする心理カウンセラーはクライエントさんのサヨナラの時期を察します。
それは決して「見捨てる」ということではありません。またいつか傷つくようなことがあった時には、いつでも遠慮なくお越しくださいねという意味のサヨナラです。
当スクールでは入校時から昨日の修了時まで、NLPファミリーセラピーの心理カウンセラーとして視座を繰り返し、繰り返し、お伝えすることを大切にしています。
ここに修了生を代表してyuuさんのご感想を掲載させていただきます。

カウンセリングのスキルを身につけたくて
受講しましたが、
それ以上のものを身につけることが出来ました。
人の心を扱う者としてのマインドや姿勢、
又、自分自身の心とも向き合え
思ってもいない気付きが沢山ありました。
これから、公私共に前に進めます。
がんちゃん先生の深い知識と貴重な多くの経験がギュッとつまった授業は大変役立ちます。
yuuさん、ご感想ありがとうございました(^_^)

8期のメンバーのご活躍をこれからも応援しています。
迷ったり分からなくなったり…いつでも私を活用くださいね。
当スクールを選んでいただき、本当にありがとうございました。
これからもヨロシクお願いいたします♪