NLPファミリーセラピーとは?

NLPファミリーセラピーとは心理臨床家である岩元應和が開発した、心の中の過去のファミリールーツ(子どもの頃の家族とのつながりの中で我慢して、言えなくて、思い残した感情体験)を探り、自分自身を愛すること(受け入れること)をテーマに、現在の悩みや問題の解決を目指していく感情と思考に焦点を当てた新しい心理セラピーです。

心の問題の取扱説明書

あなたは電化製品の扱い方に困った場合、叩いたり揺すったりして直そうとしますか?

それとも取扱説明書をご覧になりますか?

 

 

そんなあなたは あなた自身の心の悩みや問題の仕組みをご存知ですか?

そして、心には取扱説明書があることってご存知ですか?

 

さて、私は2010年4月に鹿児島市の天文館に小さな心理相談室を開業しました。年間で約1000名のお客さまとNLPファミリーセラピーという非日常の世界の心理アプローチで向き合っています。

 

私は自身の心理相談室にお越しいただくお客さまのことを“クライエント”さんと呼んでいます。彼らは、心の悩みや問題を何とか解決しようとこれまで努力してきたにもかかわらず、残念ながら解決できなかった方が多いように思います。

 

そこで彼らは、巡り巡って プロの心理セラピストに全ての悩みを打ち明けることから始め…、そして限られた時間の中で、私は“NLPファミリーセラピー”で向き合いながら、彼らと彼らの抱えている問題解決を一緒に目指していきます。

 

 

そして私は そのNLPファミリーセラピーを

その人の心の問題の取扱説明書を使った治療法位置付けています。

 

 

では…その人の心の問題の取扱説明書を使ったNLPファミリーセラピーとは一体何なのか?

NLPファミリーセラピーとは?

 

あなたの心の中の主人公は、あなた自身ですか、それとも、他人ですか?

 

何か行動する時に、自分の思った通りにするのか、それとも、他人の目を気にしてしまうのか、どちらかといえば、あなたはどちらのタイプですか?

 

 

私は数多くのクライエントさんたちと、心理相談という非日常的な世界で、彼らの話に耳を傾けています。

 

彼らの中には「不安症(不安障害)」や「パニック症(パニック障害)」と診断されている人もいるし、診断こそされていないけれど「得体のしれない不安感」に襲われることが多々あると訴える人もいます。

 

そして彼らの多くはこう答えます。「周囲の目(顔色)を気にしてしまいます」と。それもいざとなると過剰に気にしてしまう…と。また彼らはこうも教えてくれます。「自分のことを好きになれない」「自分のことが嫌い」であると。

 

自分の心の主人公が他人軸であったり、自己否定感が強かったり…それが今の彼らの心のクセになっているのです。その心のクセが、彼らを苦しめているのです。そしてその心のクセの恐ろしいのは、一生を通じて、繰り返してしまうということにあるのです。

 

 

では、もしあなたが彼らのような心のクセで苦しんでいるとするならば、それはオギャーと生まれた時からそうだったのですか?

 

それとも、あなたが育ってきた環境の中で、その心のクセが身についたのですか?

 

 

おそらくほとんどすべての方が後者と答えることでしょう。そして、それは今まで私が数多くのクライエントさんから教えてもらった答えと同じです。

 

 

では…ここで改めてお尋ねします。

 

 

あなたが育ってきた環境で、その心のクセを身につけさせた人は誰ですか? 

誰とのつながりの中で、過去のあなたはその心のクセを身につけたのですか? 

 

 

私の開発した心理療法“NLPファミリーセラピー”では、まず、あなたが自分自身で苦しめている心のクセが何であるのか、そして、それを身につけさせた人とのつながりについて気づいてもらうことから始めていきます。

 

私たちは独りでここまで成長してきたわけではありません。誰でもファミリーなる自分のルーツが存在し、親という前の世代からタスキを渡され、先代同様、多くの場合、それを次なる世代へとつないでいくのでしょう。

 

そしてNLPファミリーセラピーでは、その人の一生を苦しめる心のクセそのものが、”過去のある重要人物とのつながりによる思い残し感情”にあると見立てています。

 

なぜなら、その人を苦しめている心のクセの正体について探っていくと、得てして子どもの頃の「見捨てられるような」「拒絶されるような」「裏切られたような」体験による孤独感や絶望感といった「恐れ」に起因しているからです。

 

恐いというのは誰しも身につけている感情ですが、オギャーと生まれた時から身についているものではありません。必ず何がしかの体験が恐れを感じさせたのです。

 

 

それは、誰とのつながりからなのでしょうか? 

 

それは一体誰とのつながりで 孤独や絶望という恐れを感じさせられたんでしょうか?

 

 

それについて、多くのクライエントさんが「母親…」と教えてくれました。それも今(現在)の母親ではなく、子どもの頃の母親とのつながりの中で…そして今もなお、過去の母親とのつながりが、その人の心の中に棲みつづけているのです。

 

 

子どもにとって母親という存在は、ある種の「」であり、もっとも安心感を与えてもらいたい存在であり、もっとも自分自身のあるがままを認めて欲しい存在であるのです。

 

たとえ他の重要な大人から、母親の何倍もの安心感を貰ったとしても、母親のそれに勝るものはないでしょう。

 

人生のキャリアの浅い子どもという存在は、「神」である母親から受け入れられてこそ安心感を得られ、

そして共感されてこそ、自分は価値ある存在であることを受けとめることができるようになるのです。

 

もちろん多くの母親は子どもを愛していることでしょう。そしてこうした母親の下で育った子どもも当然、そのことを知っているでしょう。一般的に母親という存在は、子どものことが邪魔だったり、憎かったりして、見捨てたり拒絶したりしている訳ではないということを知っておく必要があるでしょう。

 

しかしながら、子どもという存在は、母親の育児や家事のストレス、他の兄弟姉妹に注がれる愛情を大人の様に理解することはできないのです。だからこそ、「お母さん、こっち向いてよ」と話しかけた時に、「今 忙しいから後で!」って言われたぐらいの単純な出来事を、大人でいう拒絶見捨てと感じてしまうのです。

 

こんな時、もし子ども自身が母親から見捨てられたと受け止めてしまったならば、おそらく、その子の心は壊れてしまうのかもしれません。そして子どもの心が壊れてしまうというのは、ある種の「死」と同じこと…。

子どもというのは心が壊れないよう、
必死に「見捨てられてないよ」「傷ついてないよ」と平気なふりをするのです。あたかも、そんなことが無かったかのように振舞うのです。

 

あるいは、「見捨てられるような」「拒絶されるような」「裏切られたような」体験に遭遇した場合、本当は恐くて、辛くて、悲しくて仕方がないかもしれないけれど、必死になって「見捨てないで!」「許して!」って母親にすがりつくのです。

 

自分の恐さよりも、母親をイライラさせた自分が悪い子であり、生まれて初めての敬語を使いながら許しを請うことを優先させるのかもしれません。「ごめんなさい、もうしません!」って。

 

残念ながら、こうした子どもたちに共通しているは、怖さとか、寂しさとか、悲しみといった感情を我慢してしまったという体験です。

 

 

子どもというのは、本来、感情の赴くままに生きている存在です。

 

 

子どもにとって、その時の大切な感情を、感じるべき時に我慢してしまったら…。特にそれが恐さとか、寂しさとか、悲しみといった不快な感情の場合、それは「思い残し感情」につながっていくのです。

 

この「思い残し感情」こそ、心の深いところに無かったこととして押し込められてしまった感情や、あるいは、トカゲのしっぽを切るように失くしてしまった感情なのです。

 

 

そしてこの「思い残し感情」こそ「心のクセ」の正体でもあるのです。

 

 

この感じきることがなく我慢せざるを得なかった感情こそ、大人になっていく過程の中で、しっかりと「心のクセ」となり、いつしか無意識に繰り返されていくのです。

 

そして「心のクセ」は、たとえば本来、子どもの頃には母親に対する見捨てられたくないという恐れだった感情が、今では母親から周囲の目(顔)というように対象を変えてしまっているのです。周囲からどう見られているかという怖さへと変わってしまっているのです。

 

 

今のあなたを苦しめている心のクセが一体誰とのつながりで身につけたのかを探し出し、そして、あなたが心の深いところに押し込んでしまっただろう「思い残し感情」を成仏させるべくサポートしながら、たとえば、心の中の主人公が自分軸でもいいんだという新しい未来を一緒に創ってく、それがNLPファミリーセラピーなのです。

NLPファミリーセラピー開発に至るまで

NLPファミリーセラピーとは、心理臨床家である岩元應和が開発したオリジナル心理セラピーです。

 

もちろんオリジナルとは言っても、開発に当たり、ベースにしている心理セラピーがあります。1つはNLP(神経言語プログラミング)、もう1つはファミリーセラピー(家族療法)です。前者は1970年代に、後者は1950年代に、共にアメリカで開発された心理セラピーです。私自身は、これまでこの2つの心理セラピーを異なる先生方から学び、心理臨床家として実践してきました。そして、この2つの心理セラピーが効果的なスキルであることも知っていました。

 

 

しかし同時に、あることに気づいたのです。

 

 

それは、NLPには心理セラピストに対する倫理観がなく、また、他の心理セラピーに比べて、ほとんど理論なしに等しいということです。また、私が実践してきた短期療法・家族療法(ファミリーセラピー)には、徹底的に解決に焦点を当てる一方で、問題の根本原因を探っていくという観点がないということです。

 

ただし、NLPも家族療法もクライエントさんと向き合う上で、私にとっては、大変効果的な心理セラピーであるということには間違いありません。

 

私は常々、さまざま心の悩みを抱えたクライエントさんとって よりよい心理セラピーという援助法を探求しています。

 

そしてこの2つの心理セラピーの中でクライエントさんと向き合う上での大切な理論や効果的な技術を残し、一方、効果的でないものを削除し、同時に、私自身が心理臨床家として諸先輩方から教えていただき大切にしている視座や治療観を取り込むことによって体系化したものがNLPファミリーセラピーです。

この心の治療法は、私にとって決してぶれることのない大きな柱になっています。

 

ここに大きな柱とは、例えば新しい語学を学び始めた時に 分からない言葉があれば辞書という原点に戻って「なるほど!」と助け船を経験されたことがあるかと思いますが、この原点と同じような考え方です。

 

心の治療者としてクライエントさんと向き合いながら、時に「この人の悩みの根源って一体何なんだろう?」と迷ったり、分からなくなったりすることがあります。そんな時に僕にとって戻れる原点となる心の問題の取扱説明書を使った治療法があるとすれば、それがNLPファミリーセラピーなのです。

 

 

私がNLPファミリーセラピーという援助法で向き合うようになって以来、例えば、過去のトラウマによって、10年以上、飛行機に乗ることができなかった、飛行場にすら行けなかったという他の治療機関では問題解決が困難で、何年も苦しんできたクライエントさんが、わずか1回のNLPファミリーセラピーセッションで、今では飛行機で海外旅行できるようになりました…なんて信じられないような事例が数多く存在しています。

 

今では、どこに行っても何をしても良くならなかったという人たちやそのご家族が、わざわざ鹿児島まで私のNLPファミリーセラピーを受けに遠くからお越しいただいています。本当にありがたいことです。

  

 

ここであなたに質問です。

 

 

例えば、あなたはこれまでの人生の中で、友だちや恋人、職場の人間、あるいは家族の誰かに相談したことってありませんか? おそらく…1度や2度はありますよね。 もちろん こうした心を許せる人たちに相談して解決できるなら、それはそれでいいと思います。

 

ところがどうでしょう? 

 

世の中には、私の様なNLPファミリーセラピストというその人の心の問題の取扱説明書を使った治療者が存在するのも事実です。

 

おそらく、私が向き合ってきたクライエントさんの多くは、これまで様々な所で、ご自身の心の問題や家族の悩みなど、ご相談されてきたのではないでしょうか? そして、私のNLPファミリーセラピーをご体験されるまでは、ほとんど解決までには至らなかったのではないでしょうか?

 

 

ではでは…NLPファミリーセラピーの礎となっているNLPって一体何なんでしょうか? 

NLP(神経言語プログラミング)とは?

NLPとはアメリカから輸入された「どんな問題でも解決できる天才セラピストの(クライエントに対する)コミュニケーション法を誰でも習得できるようマニュアル化した心理学」です。心理学とは言っても、いわゆる大学の先生の授業の様な学問の心理学ではなく、どちらかと言えば、実際に心理療法(心の悩みや問題を解決するための取扱説明書)を体験しながら ご自身の心に良い変化を感じていただく心理学です。

 

NLPはNeuro-Linguistic Programmingの略称で、1990年代に日本語訳された最初の書籍に「神経言語プログラミング」と翻訳されました。現在、我国では「NLP」または「神経言語プログラミング」という呼ばれ方が一般的になっています。

 

NLPNeuro-Lingustic Programming:神経言語プログラミング

 1950年代から1980年代にかけて、心理学者のヴァージニア・サティアは、子育てに関する世界トップクラスの「専門家」のひとりであると考えられていました。よく「家族療法の祖母」と呼ばれるサティアは、家族が過去から引きずっている葛藤を解消し、楽しい生活が送れるように数千家族を支援した人です。

 

 ある日、家族療法を学ぶ学生の前でサティアが講義していたときのことです。実際の家族に働きかける様子を実演していた彼女は、学生のなかで、だれか彼女の方法を使って代行できる人はいないか尋ねました。彼女の学生たちは次々にトライしたのですが、ひとりもサティアの聴き方・話し方が分かっている人はいないようでした。すると、教室の後ろでトレーニングを録音している若者が手をあげました。

 

 カリフォルニア大学の大学院生リチャード・バンドラー。心理学のトレーニングを受けていないバンドラーが教室の前方に進み出て、その家族に話し始めました。驚いたことに、サティアがどのように家族に対する問いかけや提案のことばを構成しているのか、正確に分かっているようだったのです。彼のことばを聞いていると、それはまるでサティアの語りかけのよう…。学生たちはびっくりしました。この若者は何者なんだ? どうやってサティアの方法論をそこまで的確に学習したんだ?

 

 1976年、リチャード・バンドラーと大学教授ジョン・グリンダーは、コミュニケーションと人間の変化に関する二人の発見を説明する何冊かの本を著述しました。第一冊目の『魔術の構造』(バンドラーとグリンダー共著、1975年)は、脳の内的な「言語」(神経言語)を理解することにより、だれもが非常に優れたコミュニケーターか、セラピストか、もしくは親が達成するのと同じすばらしい結果を出す方法を習得できると説明しました。

 サティアの他にも、催眠療法家ミルトン・エリクソンや、ゲシュタルト療法創立者フリッツ・パールズといった人の心と深いコンタクトをとれる優れたセラピストのコミュニケーションのやり方を観察し、一般の人にもそれが身につけられるようにまとめられたものがNLPの出発点です。

 

 ビジネス、政治、スポーツの分野でいちはやく広がり、近年は、福祉、教育の現場でも役立てられています。

引用文献:リチャード・ボルスタッド著・ユール洋子訳(2009

NLP子育てコーチング ~親の信頼がこどもを伸ばす~」春秋社


  
 
 

NLPファミリーセラピーで見立てるパニック症という心の仕組み

 

 

話は戻りますが…

 

例えば前述した

 

飛行機に乗れないという人の場合、その心の仕組みって一体どうなっていると思いますか?

 

これまで私がNLPファミリーセラピーセッションで向き合ってきた このような問題を抱えてきたクライエントさんに共通していたのが、ある瞬間、飛行機内で怖いという感情に圧倒されたにもかかわらず、ベルトで締め付けられ、飛行機内という密室では外には出られないという現実に襲われ、逃げ出すことができず、心と身体がバラバラになって、死ぬんじゃないかという思いを体験したといったことでした。

 

こうした人たちに過去の子どもの時代を振り返ってもらうと、例えば、母親が弟や妹に手が掛かるので「お兄ちゃん」とか「お姉ちゃん」という甘えてはいけない良い子という役割に身を置いていたり、子どもの頃から心理的に親の面倒を見る役割に身を置いていたり、あるいは、子どもの頃に両親から過剰に折檻され、怖くて怖くて逃げ出したかったけれど我慢せざるを得なかった…といったことをお話してくれたりします。

 

子ども時代の怖いという気持ちを我慢してきた体験と、先の飛行機内での逃げ出せないけど怖い、でも我慢しなきゃいけないといった体験とが、一見関係なさそうだけど、実は、心の深い所でつながっていたとしたら…。不思議なことだけど、こういう心の深い所のつながりって、多くの人たちが今、抱えてる悩みであったり、問題であったり、症状であったりすることの正体、すなわち一般的な心の仕組みだったりします。

 

 

このように、その人の心の問題の仕組みを知っているとNLPファミリーセラピーの中から、その人に最適なセッションをその場でオーダーメイドしながら向き合うことが可能になります。

 

例えば、当時の飛行機内での怖いという感情が10点満点の10点だとした場合、NLPファミリーセラピーでは0点と言わないまでも1~2点ぐらいまで感情を軽減させることができます。もちろん永遠に。

 

また例えば、NLPファミリーセラピーでは、過去の折檻されている子ども時代の自分に年齢退行し、その時の子どもの自分が逃げ出すことができず恐くて怖くて仕方ない状態から、目に見えない鎖を自力で解き放ったり、今の大人になった自分が理想的親の様な役割に身を置いて癒してあげたりすることも可能です。不思議と過去の自分の感情を解放してあげることで、例えば飛行機が怖いという感情そのものも解放されていきます。

 

ただ…誤解があるといけないので予めお伝えしておきますが、全てのNLPトレーナーと呼ばれるNLPの先生方があなたにこのような心の仕組みや取扱説明書、あるいは効果的なファミリーセラピーについて、あなたに教えてあげられるかと言えば、答えはNOです。

ファミリーセラピー(家族療法)とは?

◆◆ 岩元 應和はファミリーセラピーに特化したNLPを教えるNLPトレーナーです ◆◆ 

 

 

私は大学院で心理臨床学を専攻し修了した頃、ある家族療法家との出会いからファミリーセラピー(家族療法)」を学び、実践し、学会発表したり、経験の浅い臨床家たちに教えたりする機会に恵まれました。

 

その期間は実に約4年にも及びました。

 

 

オーバーな言い方をすれば、その4年間はファミリーセラピー漬けのような毎日を送っていました。それも心の底からエンジョイしながら♪

 

ファミリーセラピー(家族療法)って?

 心の悩みや症状そのものとは、抱えているその人個人内の問題ではなく、その人を取り巻く家族間のコミュニケーションに問題があって起こっていると捉えるのが「ファミリーセラピー(家族療法)」です。よって時に、「ファミリーセラピー」では問題を抱えるその人個人だけでなく、家族メンバーも治療対象となることがあります。

 一般的に「ファミリーセラピー」では、問題を抱えるその人を含めた家族メンバーとの心理カウンセリングを続けながら問題解決を目指していきます。

 

家族療法家と2人でチームとなって数多くのクライエントさんご家族とファミリーセラピーセッションを通して向きあう機会となり、現在の心理臨床家(NLPファミリーセラピスト)としての礎を築くための大切な時間となりました。

 

それは、ファミリーセラピーというセッションを通してクライエントさんの症状の変化を治療者の1人として経験することもさることながら、正直、私自身が大変魅了されたのが、この家族療法家のクライエントさんに対する心理臨床家としてのコミュニケーション法だったのです。

 

それは例えば、非常にあいまいな言葉の使い方であったり、何とも言えない声の抑揚であったり、思わず無意識に答えてしまうような絶妙な質問の仕方であったり、あるいは時に自信なさげな表情や、感情を伝えるジェスチャーなど、この家族療法家のクライエントさんに対するコミュニケーション法は、いつも傍にいる私に衝撃を与え続けました。

 

そして私は、この家族療法家のコミュニケーション法をコピーすることから始め、コピーしたコミュニケーション法を自分のスキルとして落とし込むために、翌日には他のクライエントさんとの心理セラピーセッションで積極的に使うよう意識しながら臨むようになっていました。

 

不思議なことに、この家族療法家のコミュニケーション法を使い始めたとたん、クライエントさんが明らかにいい表情に変わっていく姿を目の当りにするようになったのです。それも、たくさんのクライエントさん達の表情が・・!! そして次第にこんな風に感じるようになりました。「この家族療法家のコミュニケーション法は万能である」と。

 

もちろん、この家族療法家は人間としても素晴らしく、彼との出会いは本当に奇跡的なものであり、一緒に過ごした臨床期間は、今となっても本当に素晴らしい時間だったと感じています。

 

そして当時の私は「ファミリーセラピーこそクライエントさんと向き合う上で万能なセラピーである」と、また同時に、心理臨床家としての自分にとってクライエントさん達の解決を目指す上で「これ以上ない心理療法だ!!」って、そんな風に信じていました。

 

しかしある時、性的虐待を受けたことによるトラウマの傷を負った女性クライエントさんと、私の「ファミリーセラピー」で向き合った後、何か自分自身の中にあった「万能なセラピー」感というものが崩れていったのです。

もちろん、誤解があるといけませんが、今でも「ファミリーセラピー(家族療法)」そのものは素晴らしい心理セラピーであると確信しています。

あくまでも「私自身」が、少なくともあの性的虐待というトラウマの傷を負った女性クライエントさんと向き合う上では「ファミリーセラピー」以外の心理療法という選択肢を持っている必要があった・・と、そんな風にプロの心理臨床家としての私が感じたという事です。

 

「トラウマの傷を負ったクライエントさんと向き合う上で、自分に合った心理セラピーって、どんなセラピーがあるんだろう?」と、そんな感じて模索していた時のことです。「ファミリーセラピー(家族療法)」の影響を受けたとされる「NLP」の存在を知ることになったのは・・!!

 

ファミリーセラピー(家族療法)の影響を受けたNLPってどんな心理セラピーだろう?」と・・そんなささやかな疑問に始まり、たくさんのNLPの書籍にも目を通しましたが、どうしても本からの情報だけではピンとこないことがNLPには多く、それから「ファミリーセラピーの時と同じようにNLPを直接学びたい!!」という欲求が生まれてきました。

 

その後、数年もの間に国内外の有名なNLPトレーナーと呼ばれる9名の先生方からNLPを学びました。

誰からNLPを学ぶかが重要であるってご存知ですか?

 

 

「ファミリーセラピー(家族療法)」は、基本的に1名の家族療法家から学んだ僕が、どうして9名ものNLPトレーナー方から学ぶ必要があったかと言えば、それは私が単純に、その人の心の問題の取扱説明書やそれを使った治療法を学びたかったからです。

 

ところが…私にとって最も重要な心の問題の取扱説明書などを学ぶ上で、残念ながら全てのNLPトレーナーがベストとは言えませんでした。

なぜなら、全てのNLPトレーナー方が心理臨床の専門家ではなかったからです。

このことはトレーナー方のプロフィール上や、あるいは著書からは分かり得なかったというのが正直なところです。

 

セミナー講師としては一流のトレーナー方もいらっしゃいましたが、私が望んでいたのはトレーナー方のパフォーマンスではなく、セミナー会場の受講生ではない本当の心の問題を抱えている生のクライエントさんに対し実践しているか、あるいは実践してきたかどうかということでした。

 

私は大学院で心理臨床学を専攻してきましたし、少なくともNLPを教えてくださるNLPトレーナーに大学院の先生方ぐらいの心理学の知識や実際にクライエントさんと向き合うスキルを期待していました。

 

というのも、一般的な「NLPプラクティショナー」コースはトレーニング時間が100時間ほど、授業料が30万円を越える高額な心理学講座だからです。

 

私がこれまで大学院等で心理セラピーを学んできたように「NLP」を習得するうえでは「必要な授業料なんだろうな」って、そんな風に期待したのでした。

 

しかしながら、私の期待度と一部のNLPトレーナーの力量は必ずしも一致していませんでした。

 

もちろん、あくまでも心理セラピーを人に伝える力量が・・ということです。

 

そのNLPトレーナー方のバックボーンは、例えばビジネス(社員教育)であったり、自己啓発セミナー講師であったりという具合に、私の期待する心の問題の取扱説明書の専門家ではなかったということです。

 

その一方で、心理系大学院の教授陣よりもはるかに力量のある心理療法に精通されたNLPトレーナーが存在したことも事実です。

 

 

 

ここであなたに質問です。

 

 

 

もし、あなたがNLPを学ぶとしたら、どんな事を手に入れたいですか?

あなた自身のどんな心の問題を解決したいですか?

NLPを学び終わった時に、今よりもどんなスキルのある人間になっていたいですか?

 

 

そして…

その人の心の取扱説明書を使った治療法を

手に入れられるとしたら学んでみたいと思いませんか?

 

 

そしてそれは

どんなNLPトレーナーから学ぶことによって なりたいあなたに近づけると思いますか?

 

 


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